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#205 毎日勉強で、美女に囲まれて

 あなたの、ストイックさが好き。
 あなたは、完璧な女性が好きだと思っていた。
 もちろん、完璧な女性が、似合う。
 完璧な女性でないと、相手にしてもらえないと思っていた。
 諦めていた。
 でも、ちっとも完璧でない私も、大切にしてくれる。
 私は、ちっとも完璧じゃない。
 でも、少しでも、よくなりたいという向上心はある。
 自分のダサさが、恥ずかしくなる。
 自分でも、気づいている。
 あなたが、私を大切にしてくれる理由があるとするなら、私が、自分のダサさに気づいていること。 
 そして、少しでもカッコよくなろうと、頑張っていること。
 みんなは、あなたを「毎日パーティーで、美女に取り囲まれている人」だと思っている。
「美女に取り囲まれている」のは、当たっている。
「毎日パーティー」は、違う。
 毎日、勉強している。
「毎日勉強で、美女に取り囲まれている人」が正しい。
 あなたは、ストイック。
 まわりにいる美女も、ストイック。
 ストイックでなければ、美女であり続けることはできない。
 ストイックでなければ、ストイックな美女に取り囲まれていることはできない。
 ハーレムは、酒とバラのパーティーではない。
 ハーレムは、世界一厳格な学校。
 学校の中で、美女も私も、ストイックに勉強している。



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