#240 ロマンティックが、普通の世界で
あなたの、ロマンティックなカメラワークが好き。
あなたの「妄想日記」に登場させてもらうのが、好き。
ドキドキする。
2人で体験したことが、描かれる。
他の女の子の体験が描かれているのを読むのも好き。
ああ、こんな素敵なことがあったんだなって、女の子から、聞かせてもらっている感じで楽しい。
あなたと体験した話なのに、まるで自分のことではないくらいロマンティックに感じる。
他の女の子とのロマンティックなエピソードを読んでいるみたい。
ちょっと悔しくて、ちょっとうっとりする。
さすがと、ますます好きになってしまう。
あなたの表現力が、素晴らしいだけじゃない。
あなたは、あの小さな出来事を、こんな風にロマンティックなカメラワークで、見ていたのね。
あなたのカメラを通すと、ちょっとした出来事が、こんなロマンティックなラブストーリーになってしまう。
なってしまうというより、あなたには、普通にそんなふうに見えている。
あなたのカメラを通すと、世の中は、すべてロマンティックに見える。
あなたがロマンティックなことを頑張ってしまっているわけじゃない。
何も頑張らなくても、あなたはもうロマンティックな世界に、生きている。
あなたと、ロマンティックなことをわざわざする必要はない。
何をしても、ロマンティックだから。
現実の世界に生きている私にも、ロマンティックに感じたのに。
あなたのロマンティックな世界は、どこまで凄いのだろう。
きっと、あなたは、「どこか、ロマンティックなの」と、きょとんと微笑むだろう。
世の中にとっては、気恥ずかしいロマンティックな世界が、あなたにはいつも通りの日常なのだから。
あなたの世界に、連れて行ってもらえる幸せ。