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#253 深夜と早朝の、間に

深夜と早朝の間のあなたが、好き。
突然、目が覚める。
さっきまで、エッチな夢を見ていた。
深夜より、遅い。
早朝より、早い。
何時だが、わからない。
まだ、外は明るくなっていない。
静か。
あなたが、寝息を立てて眠っている。
あなたの寝息を聴いていると、たまらなく、したくなる。
ガマンしようとした。
だって、あなたは、明日も1日、大忙し。
少しでも、眠らせてあげたい。
と言いながら、あなたの体を触ってしまっている。
少しだけ。
止まらない。
口に、含む。
あなたが、目を覚ます。
微笑む。
イタズラを見つかった子供みたいな私。
あなたは、なめやすいように、体を動かしてくれる。
優しい。
明日も、忙しいのに。
少しでも、休みたいはずなのに。
寝かせてほしいという気配を、1ミリも出さない。
癒やすふりをして、私はむさぼっている。
今、少しだけ、激しくしても、モーニングコールまで、眠る時間があるよねと、大義名分を見つけて、私はあなたに、またがる。
受け入れてくれるあなたが、好き。



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