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#254 大人なのに、小6のあなたを

子供か、大人かわからない、あなたが好き。
あなたの小学6年生の時の写真を見せてもらった。
かわいい。
でも、子供なのに、大人っぽい。
目が、今と同じ。
なんて、大人っぽい子供なんだろう。
あなたは、小学6年生まで、女湯に入っていた。
背は、クラスで一番高かったあなたが、女湯に入っていた。
しかも、こんなに大人っぽい目つきで。
まわりの女の子が、気づかないわけがない。
気づいていて、気づかないふりをしていただけ。
女の子たちが、あなたを受け入れていた。
あなたが、いやらしい気配を出していなかったから。
ごくごく自然に、平常心で、女湯にいたから。
大人っぽいのに、いやらしくない。
この写真の顔で、この写真の体で、女湯に。
その場所に、いたかった。
想像するだけでも、ドキドキする。
あなたの体を洗ってあげたくなった。
少女マンガに出てくる男の子みたい。
ひょっとしたら、実際に女の子たちに囲まれて、洗われていたにちがいない。
今、女の子に囲まれていても、いつも通りのあなたでいるのは、子供の時から、女の子に囲まれていたからね。
今のあなたを、見た。
大人のあなたが、笑っている私を見て、微笑んでいる。
小6の時に、大人の顔をしていたあなた。
大人のあなたは今、小6の顔になっている。
あとで、あなたの体を洗わせてね。



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