#255　モードが、切り替わる瞬間

あなたの、モードが切り替わる瞬間が、好き。
私のモードの切り替わる瞬間を、わかってくれるところが、好き。
女の子には、気分がある。
それが、モード。
男の子はよく、エッチな女の子と、エッチじゃない女の子ってわけるけど、そんな分け方をしている時点で、女の子がわかっていない。
エッチな女の子も、エッチじゃない女の子もいない。
私の中で、エッチな女の子の時と、エッチじゃない女の子の時があるだけ。
女の子は、みんなエッチという言い方も、間違ってる。
ずっと、エッチな女の子の時ばかりじゃない。
仕事に一生懸命な時があれば、勉強に一生懸命な時もある。
あなたは、それをわかってくれる。
男の子の雑誌で、「女の子がエッチになる時の見分け方特集」ってあるけど、それを真剣に読んでる男の子も、これからもっと修行が大切。
女の子が、エッチなモードに入った時には、外見上はまったく変わらない。
女の子同士でも、わからない。
はっきりそういうしぐさがあるとすると、それは女の子のハニートラップにかかっている。
男の子は、わかりやすい。
女の子は、わかりにくい。
わからないと思っているほうがいい。
でも、あなたは違う。
なんでわかるのか、わからない。
私が勉強モードの時は、勉強モードでつきあってくれる。
エッチなモードの時は、エッチなモードに合わせてくれる。
スイッチは、0.1秒で切り替わる。
ほら、こうして力説している途中に、私は、モードが替わった。
あなたは、やっぱり、気づいてくれた。