Amazon.co.jp(以下、アマゾン)は、Kindleのサービスに「Buy For Others」(他の人のために買う)機能を追加いたしました。アメリカでは先行で実施していますが、日本での機能追加については公表していません。
新機能「Buy For Others」は、書籍を配信する著者にとって、知人や関係者へ献本する場合に便利な機能となりそうです。
本機能は、Kindle Direct Publishing(KDP)を利用して電子書籍を配信した方が対象となります。
電子書籍は紙書籍と違い、基本的には書籍の貸し借りができないという不便な点はかねてからいわれてきました。
ただ、このサービスを使うことで物理的な献本作業なくして、自著の宣伝が可能になります。
ただ、「Buy For Others」をむやみに利用してランキングを操作されるなど懸念が多いのも事実。
右肩上がりを続けている電子書籍市場においては、これらのサービスを使った販売促進は効果的だと思いますが
明確なルールを明示しないと、先に述べた懸念は現実味を帯びるでしょう。
参照記事 : https://www.forbes.com/sites/adamrowe1/2018/07/19/amazons-new-buy-for-others-kindle-feature-lets-authors-buy-giftable-ebooks/#33c125ec400e(米国版Forbs)
https://forbesjapan.com/articles/detail/22215(日本版Forbs)