(Amazon.co.jp プレスリリースより引用)
Amazon.co.jp(以下、Amazon)が、Kindle電子書籍リーダー「Kindle Oasis」の新モデルを発表した。
購入・詳細はこちらから
Kindle | Kindle PaperWhite | Kindle Voyage | Kindle Oasis | |
対象端末 | ||||
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
重量(Wifi+無料3G) | 161g | 205g(217g) | 205g(217g) | 194g(194g) |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
ストレージ | 4GB | 4GB | 4GB | 8GB/32GB |
防水機能 | なし | なし | なし | あり |
新モデルの素晴らしい点は、3つある。
一つは、IPX8を備えたKindle電子書籍リーダー初の防水機能を持っていること。もう一つは、メモリ容量を選びことができること。以前までは、4GBや8GBなど決まった容量した無かった。そのため、Kindleユーザーは、読書量に合わせた最適な機種を選ぶことができる。そして、最後にディスプレイが7インチと大きくなったことと軽くなったこと。
Kindle電子書籍リーダー初の防水機能搭載
紙の本でも、タブレットでも、専用の電子書籍リーダーの多くは、防水機能を備えていない。そのため、お風呂や水辺で読書するとページが水気を多く含み、撚れてしまうこともしばしば。電子書籍リーダーに関しても、電子機器なので故障等のリスクが大きく、お風呂での読書は難しかった。
これは、これまでのKindle電子機器リーダーも同様だった。しかし、今回、Kindle Oasisは防水機能を備えた電子書籍リーダーを発売し、お風呂でリラックスして読書に浸ることを可能にする。
メモリ容量で機種を選ぶことができる
これまでのKindle4機種は、4GB、32GBとメモリ容量が決まっていた。これは、メモリが余ったり逆に足らなかったり……。と少し不自由を感じていたユーザーも多いはず。Kindle Unlimited、Prime Readingなど読み放題サービスを利用しているかたにとっては朗報だろう。
ディスプレイが7インチ、リーダーの軽量化
これまでのKindle電子書籍リーダーは、ディスプレイサイズが6インチだった。このサイズでも不自由なく利用できる。しかし、ディスプレイが大きくなったことは、読書環境を大きく向上させるだろう。特にコミックを読む際には、イラストがより迫力を増す。
また、Kindle電子書籍リーダーの軽量化。初代Kindleリーダーこそ164gではあるが、以後のモデルは全て205g(Wifi+無料3Gモデルは217g)だった。しかし、新モデルのKindle Oasisは194gになった。また、Wifi+無料3Gモデルも同様の重さなのも見逃せない。
気になるお値段は?
Kindle Oasis 8GB | Kindle Oasis 32GB | |
料金(Wifi/Wifi+無料3G) | 33,980円 Wifi+無料3G販売なし |
36,980円/44,980円 |
プライム会員価格 | 上記価格から4,000円ディスカウント | 上記価格から4,000円ディスカウント |
端末に入る冊数 書籍/コミック | 約1,000冊/140冊以上 | 約1,000冊/650冊以上 |
まだ電子書籍リーダーデビューしていない人は、この機会にいかがだろうか。注目の新モデルKindle Oasisは10月31日発売予定だ。今から待ちきれない!購入・詳細はこちらから
【電子書籍リーダー比較】
Kindle | Kindle Paperwhite (ニューモデル) |
Kindle Voyage | Kindle Oasis (ニューモデル) |
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発売日 | 2014年10月2日 | 2015年6月30日 | 2014年11月4日 | 2017年10月31日 |
価格 | ¥8,980 | ¥14,280 | ¥23,980 | ¥33,980(8GB) ¥36,980(32GB) |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイト | – | – | – |
幅×高さ×厚さ(mm) | 169 x 119 x 10.2 | 169 x 117 x 9.1 | 162 x 115 x 7.6 | 159 x 141 x 3.4-8.3 |
重量 | 191g | 205g | 180g | 194g |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
解像度(ppi) | 167 | 300 | 300 | 300 |
容量 | 4GB | 4GB | 4GB | 8GB/32GB |
外部メモリー | – | – | – | – |
内臓ライト | なし | あり | あり・明るさの自動調整機能付き | あり |
最長バッテリー 持続時間 |
4週間 (Wi-Fiオフ/1日30分) |
数週間 (Wi-Fiオフ/1日30分) |
6週間 (Wi-Fiオフ/1日30分) |
数週間 (明るさ設定10/Wi-Fiオフ/1日30分) |
通信方式(b/g/n) | 802.11 | 802.11 | 802.11 | 802.11 |
その他 | ・Amazonコンテンツはクラウドに無料・容量無制限に保存可能 | ・3Gモデルあり ・Amazonコンテンツはクラウドに無料・容量無制限に保存可能 |
・3Gモデルあり ・Amazonコンテンツはクラウドに無料・容量無制限に保存可能 |
・3Gモデルあり ・Amazonコンテンツはクラウドに無料・容量無制限に保存可能 |
Kobo Aura | Kobo Glo HD | Kobo Aura H2O | Lideo | |
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発売日 | 2013年12月6日 | 2015年7月23日 | 2015年2月15日 | 2012年12月10日 |
価格 | ¥11,000 | ¥12,800 | ¥18,500 | ¥3,980 |
カラーバリエーション | – | – | – | ブラック/シャンパンホワイト |
幅×高さ×厚さ(mm) | 150 x 114 x 8.1 | 157 x 115 x 9.2 | 179 x 129 x 9.7 | 165 x 110 x 9.4 |
重量 | 174g | 180g | 233g | 170g |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6インチ | 6.8 インチ | 6インチ |
解像度(ppi) | 211 | 300 | 265 | 166 |
容量 | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
外部メモリー | microSD(最大 2GB)/microSDHC(最大 32GB) | – | microSD(最大 2GB)/microSDHC(最大 32GB) | – |
内臓ライト | あり | あり | あり | なし |
最長バッテリー 持続時間 |
8週間 (Wi-Fiオフ/1日30分) | 2ヶ月 (Wi-Fiオフ/1日30分) | 7週間 (Wi-Fiオフ/1日30分) | – |
通信方式(b/g/n) | 802.11 | 802.11 | 802.11 | 802.11 |
その他 | ・Web上の記事が後から読めるアプリ”Pocket”と連携 | ・Web上の記事が後から読めるアプリ”Pocket”と連携 | ・Web上の記事が後から読めるアプリ”Pocket”と連携 ・IP67 規格準拠(水深 1 mで最大 30 分の使用が可能) |
・通信契約不要でWiMAX通信が利用可能 |
Kindle ★★★☆☆
Amazonが販売している電子書籍リーダー。 シリーズの中では最も安価ではあるが、読みやすさ、使いやすさに関しては必要十分といえる。 内蔵ライトがなく暗所では読めないため、購入の前に利用シーンを検討する必要がある。しかしその分、目も疲れにくく、バッテリーも長持ちするのが魅力的。長時間の読書を楽しむことが出来る。 また、購入したコンテンツははクラウドに容量無制限に保存できるのもありがたい。Kindle上だけでなく、PCやスマートフォン、タブレットでも読むことが出来る。 解像度、厚さなどに関しては、Kindle Paperwhite、およびVoyageに比べて劣るものの、気軽に電子書籍を試してみたいという人にはオススメ。 Kindleの始め方はこちら |
Kindle Paperwhite (ニューモデル) ★★★☆☆
Amazonが販売している電子書籍リーダー。 Kindleをより進化させ、読書に特化させた新モデルである。Kindleの倍近い画面解像度で、文字のなめらかさは一目瞭然。フロントライト搭載で、暗所でも自然な明るさで読書が楽しめるほか、3G搭載モデルは通信料無料で、Wi-Fiがない場所でもコンテンツがダウンロードできる。充電もほかのKindleと同じく持ちが良い。 手に持った感覚は「Kobo Aura」「Lideo」と比べるとやや重め。カラーはブラックのみだが、純正カバーなどのアクセサリーは豊富に取り揃えられ、いずれもAmazonで購入できる。 価格は、広告などが表示されるキャンペーン情報つきのWi-Fiモデルが14,280円、Wi-Fi+3Gモデルが19,480円、キャンペーン情報なしにする場合はそれぞれ2,000円高くなるので注意が必要。 これから電子書籍を始めてみたいという人からヘビーユーザーまで、幅広い層にオススメできる電子書籍リーダーである。 Kindleの始め方はこちら |
Kindle Voyage ★★★★★
Amazonが販売している電子書籍リーダー。 価格は他のKindleシリーズ、他社の電子書籍リーダーと比べやや高価。しかしながら、本体の軽さ・薄さ、画面の美しさ、操作性などとにかく徹底的にこだわりぬいた一台で、ディスプレイはPaperwhiteよりさらに白く、よりいっそう上質な紙に近い美しさとなっている。「Kindle Voyageを使い始めたら、 Paperwhiteには戻れない」というレビューもあるほど。 最も素晴らしいのは、これまでの端末より操作が格段にスムーズな点である。本体両サイドにページめくりボタンが新たに搭載されており、端末を持ったまま、片手で軽く握りこむだけでページをめくることができる。 なおこちらもPaperwhite同様、「Wi-FiのみorWi-Fi+3G」か「キャンペーン情報つきorなし」で価格が異なるので注意が必要。 高価ではあるが、読書好きにはぜひ選んでもらいたい電子書籍リーダーである。 Kindleの始め方はこちら |
Kindle Oasis ★★★★☆
Amazonが販売している電子書籍リーダー。 Kindleの最上級モデルとして2016年4月に発売され、2017年10月31日にリニューアル。Voyageと比べ本体の幅は約3mm小さくなり、画面は6インチから7インチと大型に進化。 Kobo Aura H2Oに次ぐ防水性能が最大のポイント。また、メモリ容量を8GBと32GBの2種類から選べるようになったのも注目だ。内蔵ライトのLEDがVoyageより約60%増えたことで、明るさの均一性も格段に向上した。 価格はPaperwhiteと比較すると2万円以上高いが、ヘビーユーザーなら手に入れる価値のある“Kindleの究極形”だ。 Kindleの始め方はこちら |
Kobo Aura ★★★★☆
楽天Koboが販売している電子書籍リーダー。 機能面で不満の声も多かった初期のKoboに比べ、操作性やバグなどかなり改善されており、充電持ちも良くなっている。 Kindleシリーズよりもサイズが一回り小さく、軽量のため女性でも片手で持ちやすい。そのかわり解像度はKindleに劣り、比べるとやや粗い印象を受ける。 Koboの最大の強みは、外部メモリとしてmicroSD/SDHCが使える点である。対応フォーマットも多いので、自炊した電子書籍を入れたい方にはオススメ。 また電子書籍の購入では楽天の買い物で溜まったポイントや、お得なクーポンを利用できるので、楽天でのショッピングが多い人はお得に電子書籍を購入できる。 Koboの使い方はこちら |
Kobo Glo HD ★★★★☆
楽天Koboが販売している電子書籍リーダー。 Kobo史上最高の6インチ・300ppiの高解像度のディスプレイをそなえている。 仕様はKindleのPaperwhiteと近いが、サイズは一回りコンパクトで軽量である。背面はマット加工になっており、すべりにくく、片手で持ちやすいデザインとなっている。 また、辞書機能が強化されており、ジーニアス、プログレッシブの2種類の英和辞書が内蔵されている。洋書を読みながら英単語を検索することが出来、またフリーワードでの検索も可能。英語学習者にはありがたい機能を備えている。 これまでのKoboと違い、外部メモリスロットや、外部ボタンなどを省いたことで、高解像度ながらもリーズナブルな価格で購入できるのも魅力だ。 Koboの使い方はこちら |
Kobo Aura H2O ★★★★☆
楽天Koboが販売している電子書籍リーダー。 Kobo Auraと比べると、価格も高価であるが、解像度が向上している。 また、6.8インチと大画面になっており、コミックなども読みやすくなっている。 なんといっても最大の魅力は防水仕様であること。 お風呂などで安心して電子書籍が読みたいという方には特にオススメ。 Koboの使い方はこちら |
Lideo ★★★★☆
BookLive!が販売している電子書籍リーダー。 各オンラインショップのほか、三省堂書店店頭でも購入できる。 解像度は、Kindle、Koboには劣るが、軽量で価格も安価である。電子書籍専用端末で唯一の日本製で、丁寧な取扱説明書も付属。また、ボタンで分かりやすく操作できるため、タブレットやスマホを使ったことがない人や、IT等の知識に乏しい人でも簡単に操作できる。 また無料でWiMAX通信が利用可能で、Wi-Fiなしでコミックもダウンロードできる。ただし、PCや外部機器とは連携できないため、自炊の電子書籍やPDFファイルを持ち歩いたりすることは出来ない。 とにかく簡単かつ安価に電子書籍を始めてみたい人にオススメである。 Koboの使い方はこちら |
これから電子書籍をはじめようという人にはAmazonが販売しているkindle paper whiteがおすすめです。価格もお手頃ですし、なによりkindleで販売されている電子書籍のコンテンツ数が他のストアより充実しているというメリットがあります。