中国の現地報道によると、ネット大手Tencent(本社:中国広東省)グループが今月から、現地で人気のメッセンジャーソフト「QQ」のブランド名を冠した6型の電子書籍端末を発売したとのこと。
ECサイト・SNS・ネット広告代理店などを多数運営するTencentグループは、電子書籍子会社China Reading(本社:中国上海市、閲文集団)を年内にもIPOを計画するなど電子出版関連の投資に積極的。しかし以前は自社ハードウェアを投入しない経営方針で有名だった。現在の業界全体の潮流から、米Amazon社などが自社ハードウェアを次々と投入して成功していることを受け、この電子書籍端末を皮切りに自社ハードウェアの開発・販売を積極化させることが予想されているという。
新製品は、厚い8.1ミリ、重量190グラム。また、6インチのタッチスクリーンの高精細、薄型2.5Dとのこと、現地中国では来月15日より入手可能。