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「2018年本屋大賞」は辻村深月『かがみの孤城』に決定!!

2018年4月10日

honyataisho

全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2018年本屋大賞』(本屋大賞実行委員会主催)発表会が、本日4月10日に都内で行われた。ノミネートされた10作のうち大賞に選ばれたのは、辻村深月の「かがみの孤城」に決定。

同大賞は2016年12月1日~2017年11月30日に刊行された“日本のオリジナル小説”を対象に実施され、一次投票では全国504書店665人、二次投票では書店より人の投票があった。

「全国の書店員が今いちばん売りたい本」をコンセプトに創設された同賞の開催は、今年で15回目を数え、大賞作品やノミネート作品はヒット作品となっている。また、過去の大賞作品やノミネート作には、三浦しをん氏の『舟を編む』(2012年大賞)や東川篤哉氏の『謎解きはディナーのあとで』(2011年大賞)など映画化、ドラマ化されて話題になっている。一昨年に大賞に選ばれた宮下奈都氏の『羊と鋼の森』(文藝春秋)も2018年6月に実写映画として公開されることが決まっている。

2018年本屋大賞最終結果

大賞  『かがみの孤城』 辻村深月
2位 『盤上の向日葵』 柚月裕子
3位 『屍人荘の殺人』 今村昌弘
4位 『たゆたえども沈まず』 原田マハ
5位 『AX アックス』 伊坂幸太郎
6位 『騙し絵の牙』塩田武士
7位  『星の子』 今村夏子
8位 『崩れる脳を抱きしめて』 知念実希人
9位 『百貨の魔法』 村山早紀
10位 『キラキラ共和国』 小川糸

かがみの孤城』 辻村深月


kagaminokojo<内容紹介>

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこにはちょうど“こころ”と似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。