「蔵六の奇病」など多くのホラー漫画を生み出してきた日野日出志先生とホラー漫画の女王と呼ばれる犬木加奈子先生による原画展「地獄のたたり展」が東京・中野ブロードウェイ3階のギャラリー・墓場の画廊で開催される。期間は8月3日(水)から14日(日)まで。
同展ではサスペリア(秋田書店)の表紙を飾った日野先生と犬木先生のコラボ表紙をメインに、過去作品の原画を展示。当展限定オリジナルグッズや墓場の画廊とのコラボグッズ等を販売を予定。
また、8月6日の14時からは日野先生と犬木先生によるトークショーとサイン会も実施予定。
これを記念し、電子書籍ランキング.comでは、全2回に渡って日野先生、犬木先生の対談記事が掲載される。
また、特集ページではホラー漫画作品についての紹介特集を行う。
日野日出志(ひの・ひでし)
1946年生まれ。旧満州チチハル市出身。1967年に虫プロ商事発行の『COM』にて月例新人賞に『つめたい汗』が入選してデビュー。
1970年には、人間として存在することの根底的切なさを謳い上げた『蔵六の奇病』や『地獄の子守唄』を発表。その後、
活動の場を漫画雑誌へと移し、数多くのホラーや怪奇作品を発表。ホラー漫画界の第一人者としての人気と地位を不動のものとする。
漫画以外にも映画監督、絵本作品や児童書、キャラクターデザインなどでも活躍。世界的にも評価されている。大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科教授。
犬木加奈子(いぬき・かなこ)
北海道出身。1987年、講談社『少女フレンド』増刊『楳図かずお特集号』(講談社)に「おるすばん」でデビュー。代表作は、『学校が怖い』の
タイトルで映像化された『不気田くん』や『不思議のたたりちゃん』などがある。その他長編・短編を問わず多数の作品を発表。また、多くのホラー
雑誌で表紙も担当し、ホラー漫画の女王と呼ばれる。独特の絵柄と世界観で、多くの読者を恐怖に陥れると共に、熱狂的なファンを生み出した。
大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授。
■日野日出志×犬木加奈子「地獄のたたり展」
会期:2016年8月3日(水)~14日(日)
時間:12:00~20:00
会場:墓場の画廊
住所:東京都中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ3F
■トークショー&サイン会
日時:2016年8月6日(土)14:00~15:00
■原画展「地獄のたたり展」
http://hakaba-gallery.jp/?p=153
■対談記事
●「ついに実現!日本を代表するホラー漫画家による対談。日野日出志×犬木加奈子。 二人がホラー漫画に秘める想いとは?そして二人の以外な関係とは・・?(前編)」
●「ついに実現!日本を代表するホラー漫画家による対談。日野日出志×犬木加奈子。 二人がホラー漫画に秘める想いとは?そして二人の以外な関係とは・・?(後編)」
■「ホラー漫画特集」
タイトル:「暑い夏にはホラーでひやっと過ごしませんか?ホラー漫画特集」