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沖縄のローカル漫画誌「コミックおきなわ」デジタルアーカイブ化で、情報募る!

沖縄のローカル漫画誌「コミックおきなわ」デジタルアーカイブ化で、情報募る!

2016年8月8日

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※画像は、「琉球新報」より

株式会社コミチャンは、文化庁が行っている平成28年度メディア芸術アーカイブ推進支援事業に採択された、ローカル漫画誌「コミックおきなわ」(出版元・丸正印刷)のデジタルアーカイブ化にあたり、情報を募っている。

ローカル漫画誌「コミックおきなわ」は、1987~90年に30号まで出された沖縄のローカル漫画誌。
当時、丸正印刷の社長として漫画部門をけん引した与那覇正俊さんが、「沖縄の漫画家を育てよう、沖縄の歴史・文化を広めよう」という理念をかかげスタートさせたが、22号までは月刊だったが、その後は毎月発行できなくなり、30号で廃刊となっていた。
今回のデジタルアーカイブ化については、「われわれがやった歴史があらためて認められてうれしい。漫画家の皆さんが頑張って『コミックおきなわ』が復活すればいい」と語っている。
また、このアーカイブ化事業後に、電子書籍化として販売することも予定されている。

アーカイブ化にあたっては、当時執筆した漫画家の著作権の許可や、広告や人物紹介などの企画も掲載許可がないとアーカイブ化できない。そのため、「載ったことがある人は連絡を」と情報提供を呼び掛けている。

今回のアーカイブ事業を担うのは、「コミックおきなわ」の休刊を見届けた3代目編集長の島袋直子さんが社長を務める株式会社コミチャン。
株式会社コミチャンは、無料公開のウェブマンガ「コミックチャンプルー」を運営している。「コミックチャンプルー」では、沖縄をテーマにしたマンガが配信され、作品の執筆も大半が、沖縄出身や沖縄在住のマンガ家が執筆している。

問い合わせ先:株式会社コミチャン(電話)098(833)1900

【関連サイト】
■「コミックチャンプルー」公式サイト:http://comichan.com/
■「平成28年度メディア芸術アーカイブ推進支援事業 採択一覧」:http://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/media_art/pdf/h28_kekka.pdf

【参考記事】
琉球新報