「大手電子書籍ストアを横断して、”今、実際に売れている本は何か”を独自集計し、読者の皆さまにわかりやすくお伝えする」
電子書籍ランキング.comは、そんなコンセプトで2016年上半期も運営してまいりました。
そしてこのたび、その総決算ともいえる
を発表いたします。
個別のストアの発表だけでは分かりづらかった「2016年の上半期に日本で本当に多く読まれた電子書籍」のランキングです。
どんな作品がランクインしているか、みなさんもぜひ順位を予想しながらチェックしてみてください。
また2015年から2016年に「アドラー心理学」で話題を独占し、今回のランキングでも著書2作品が入賞している岸見一郎先生、古賀史健先生の両先生から、受賞のコメントもいただいております!
【集計期間】
2015年12月1日 ~ 2016年5月31日
【集計方法】
出版者様の協力を得て、国内の大手電子書籍ストア(Kindle・楽天Kobo・iBooks・Google Play)の発表するランキングから実売データを独自のアルゴリズムで算出し集計。
書籍部門
1位 |
嫌われる勇気
岸見 一郎、古賀 史健
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2016年上半期ランキング書籍部門で、見事1位に輝いた『嫌われる勇気』の著者岸見一郎先生と古賀史健先生からコメントを頂きました。
今回「2016年上半期書籍部門ランキング」において『嫌われる勇気』が1位になったこと、本当に光栄に思います。ありがとうございました。
岸見一郎
古賀史健
2位 |
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
スティーブン・R・コヴィー |
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3位 |
人工知能は人間を超えるか
松尾 豊 |
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4位 |
幸せになる勇気
岸見 一郎、古賀 史健 |
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5位 |
金がないなら頭を使え頭がないなら手を動かせ:永江一石のITマーケティング日記2013
永江一石 |
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6位 |
反応しない練習あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
草薙龍瞬 |
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7位 |
図解日本史歴史がおもしろいシリーズ
seitosha編集部 |
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8位 |
あの日
小保方晴子 |
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9位 |
グラスホッパー
伊坂幸太郎 |
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10位 |
天才
石原慎太郎 |
◆アドラー心理学を扱って話題になった岸見一郎先生、古賀史健先生共著の 『嫌われる勇気』が1位を獲得。
両先生による共著作品は、アドラー心理学第二弾の『幸せになる勇気』が同4位にランクインするなど、日本でもアドラー心理学がブームになっていることが伺える結果となっております。
また、スティーブン・R・コヴィー著の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』が2位に、松尾 豊先生の『人工知能は人間を超えるか』が3位にランクインするなど、2015年年間大賞で入賞した作品がランクを上げ、去年の話題作品が多く読まれた傾向がわかります。
コミック部門
1位 |
進撃の巨人 19巻
諌山創
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2位 |
キングダム 41巻
原泰久 |
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3位 |
僕だけがいない街 7巻
三部 けい |
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4位 |
キングダム 42巻
原泰久 |
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5位 |
僕だけがいない街 8巻
三部 けい |
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6位 |
ひとには、言えない。 1巻
さんりようこ |
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7位 |
特攻の島 8巻
佐藤秀峰 |
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8位 |
暗殺教室 18巻
松井優征 |
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9位 |
東京喰種:re 6巻
石田スイ |
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10位 |
特攻の島 2巻
佐藤秀峰 |
諌山創先生の『進撃の巨人』19巻が1位を獲得。
人気が多い作品が多数ランクインするなか、2016年上半期の1位を抑えたのはこちらの作品でした。
また3位には三部けい先生の『僕だけがいない街』7巻が、5位に8巻がランクイン。
以前から根強いファンの多い作品でしたが、今年1月から3月にかけてのアニメ化、3月に映画実写化とメディアミックスが話題になり、ファンの裾野が広がったのがランク急上昇の要因と考えられます。
電子書籍ランキング.comによる「2016年上半期ランキング」、いかがでしたでしょうか?
我々はこれからも独自集計のランキングやおすすめ本の書評を通じて、皆さまに一冊でも多くの良い本をご紹介し、読書の楽しさを知っていただきたいと願っております。
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2016年下半期も「電子書籍ランキング.com」を宜しくお願いいたします!