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帝一の國

帝一の國

帝一の國

著者 ページ数 クチコミ評判
古屋兎丸 220ページ ★★★★★

今回オススメする本は、今週29日に実写映画化される「帝一の國」原作コミックの紹介です。

舞台は昭和、ある伝統的な高校に入学した主人公赤場帝一は自らが総理大臣になり、国をつくるために奮闘する姿を描いた物語になる。総理大臣になるためには、帝一が入学した海帝高校で生徒会長になり日本一の大学である東都大学に入学することが唯一無二の使命に向かって学園生活を送る。
「帝一」この名は、海高校で番になって欲しいという両親の期待である。
読み進めると分かるが、名付け親である父譲介の熱い想い、自らがなし得なかった海帝高校で一番=生徒会長になることを息子に託す想いが込められている。

「帝一の國」は内容こそ昭和の旧名残を当時の日本と重ね合わせた少し重い内容だが、帝一の行動が空回っている場面においてコミカルな描写を用いており、テーマほどページをめくる手が煩わしくなく面白い作品である。

中学からの戦友榊原光明、またライバル東郷菊馬や海帝高校の腐敗した慣習に疑問を抱く大鷹弾、次期生徒会長候補の先輩氷室ローランドなど学園生活という戦場において帝一は生徒会長になるために奮闘するが……。

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映画『帝一の國』公式サイト : http://www.teiichi.jp/
LINEマンガ 「帝一の國」1巻 : https://manga.line.me/book/detail?id=001maso8

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