インベスターZ
1巻 1円、2巻 2円・・・全巻購入しても2000円。そんな夢のような漫画が現在話題を呼んでいる。
その漫画は「インベスターZ」(著=三田紀房)だ。三田紀房といえば代表作「ドラゴン桜」や「クロカン」、「砂の栄冠」など多くの人気漫画を世に輩出した漫画化である。今回は話題作「インベスターZ」をオススメする。
道塾学園中等部に主席入学した財前孝史(ざいぜん・たかし)は入学初日にある部の先輩から勧誘を受ける。その部とは「投資部」。投資部は主席入学者のみ入部が許されない部活動であり、逆に主席入学者は強制的に投資部に入部、孝史も例外なく投資部に入部させられる。
この投資部は道塾学園の心臓部を担っていると孝史は説明を受ける。投資部が担う役割、それは学園の財政基盤をコントロールすることにある。
授業料等の金銭的負担がないことが特徴である学園を裏で経営していたのは投資部だった。各部員には運用資金として数百億円が用意されその資金を株・不動産・為替取引等で資金を増やし、学園の運転資金に充てることを唯一の目標であり・存在意義なのである。
株・不動産・為替など今日のニュースでも日々動向が注視されている内容について、本作は教えてくれる。しかし、決して投資を勧めている漫画ではないことだけ読者には理解してもらいたい。投資関連の内容ではあるが、人気漫画家三田紀房がおくる漫画は読み応えがあり、ページをめくる手が止まらない。
是非、お求めやすい今、多くの方に「インベスターZ」ご覧になって頂きたい。