元ITmediaの記者だった著者が描く近未来的なブラック・ジャックと言われる作品。
本作はタイトルにあるとおりAI(人工知能)がテーマの作品になっており、昨今囃し立てられているAIの未来について描かれている。
現代においてもAIはかなり身近な存在となっている。例えば、ソフトバンク社のPepper(ペッパー)くんもその一例と言える。そのようなAIと人間が共存する世界を描いているのが、本作「AIの遺電子」。
是非、近い将来現実的に起こりうる世界を本作で味わって見ませんか?コミックスは全6巻発売。新刊となる6巻目は本日発売されている。
内容紹介
主人公須藤光(すどう・ひかる)は須藤新医院の医者、人間である。またこの医院には助手がいる、リサという名のヒューマノイドだ。
須藤先生の元を訪れるのは、AI(ヒューマノイド)の患者ばかり。患者の保守点検に圧倒的な技術をもつが、少し無愛想でありヒューマノイドよりも人間らしくない人間である。
本作はAIと人間の共存を描いているが、人間がより人間としてあるべきことやAIが人間を超越するような知能を持っていても、AIと人間は不可侵であることを伝えている。
AI,ヒューマノイドと衣食住をともにする世界はもうすぐなのかもしれない……。