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haganai

僕は友達が少ない

僕は友達が少ない

著者 ページ数 クチコミ評判
平坂読 263ページ ★★★★☆

金髪転校生、周囲から恐れられている主人公、羽瀬川小鷹。常に不機嫌なオーラを発している三日月夜空。容姿端麗、頭脳明晰であるがゆえに同性から忌み嫌われている柏崎星奈。この3人を中心に話は展開されていきます。3人の共通点は、”友達がいない”こと。
夜空が友達を作る目的で立ち上げた「隣人部」の活動を巡って、ストーリーは動いていきます。

羽瀬川小鷹は聖クロニカ学園に転向してきた高校二年生。小鷹は転向初日に遅刻した挙句、女教師を襲おうとしたという悪評が学園中に広まります。その悪評と金髪の見た目から周囲の生徒からは避けられている存在でした。
ある日の放課後、小鷹は体操着を忘れて教室に戻りますが、その教室には普段、話しかけるなオーラを発しているはずの、三日月夜空が友達と思しき人と談笑している姿を目撃します。衝撃を受ける小鷹でしたが、夜空が話していたのは、なんとトモちゃんという”エア友達”でした。夜空はトモちゃんと友達の作り方の練習をしていると言い張ります。
小鷹は夜空に生徒会に参加や部活の入部を勧めるが断られます。

しかし、夜空は小鷹のアイデアを参考に友達を作る部活動「隣人部」を創部してしまいます。
隣人部は小鷹、夜空そして学園一の人気者である柏崎星奈が加わり、本格的に活動しますが…

実写化もされシリーズ累計700万部突破した、2011年最も売れたライトノベルである今作。
“友達の作り方”を日常生活では、意識しないからこそコミカルに感じる作品です。”はがない”の魅力に知らず知らずのうちに虜になる人気ライトノベルです。

(文:編集部O)



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