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ダンジョン飯【電子コミック】

ダンジョン飯【電子コミック】

著者 ページ数 クチコミ評判
九井 諒子 191ページ ★★★★★

冒険×グルメ!? 仲間を救うためモンスターを倒して食べる冒険者たちの新感覚グルメ・ファンタジー

『このマンガがすごい!2016・オトコ編1位』を獲得した新感覚のグルメ・ファンタジー。モンスターを倒して食べるという、前代未聞のストーリーで展開される久井諒子初の長編連載作品です。

「魔術師を倒した者には我が国のすべてを与えよう」
そう言い残して消えた、一千年前に滅びたはずの黄金の国の王。野望に燃える冒険者たちは、今日も小さな村の地下迷宮に集う。
ライオス率いるパーティーも、そんな冒険者集団のひとつであった。地下最深部でそびえるドラゴンを前に戦う彼らは、準備万端で負ける気がしなかった。ただひとつ、どうしようもない空腹さえなければ…。
妹ファリンの声で我に返ったライオスは、突き飛ばされ呆然としている間に――…自分を庇ってドラゴンに食べられる妹の姿を目の当たりにする。気付けば自分以外のメンバーたちは、みな、倒れているのだった。
脱出魔法でなんとか地上に戻ってきた一行だったが、そこに妹ファリンの姿はないのだった。ドラゴンに食べられても、腹の中で消化されなければ蘇生魔法によって助けることができる。すぐにでもファリンを助けに行こうとするライオスを、準備不足だと諫めるメンバーたち。確かに自分たちがドラゴンに全滅させられそうになったのは、食料が不足していたからであったとライオスは考える。
そこで彼は「モンスターを倒して食べることで食料を確保する」ということを提案する。初めは抵抗していたメンバーだったが、モンスター料理に異様に詳しいドワーフ・センシの登場で、迷宮内での自給自足生活に突入していくことに――…。
ライオスたちはモンスターたちを食べながら、妹ファリンを救うことができるのか!?

 

<みんなの感想>

◆モンスターを食べるって…グロ?

「モンスターを食べながら冒険する勇者たち」というあらすじを読んで、正直最初はグロ系かと思いました(笑)だって、モンスターを食べるって。スライムとか、マンドラゴラとか、RPGではおなじみのあのモンスターですよ? 「うーわー」と興味本位で読み始めたら、モンスター料理登場!意外とマトモかも…むしろ、おいしそうっ! 毎回モンスターたちがどんな調理をされるのか、楽しみに読んでいます。

 

◆友達にすすめられて

マンガ好きの友達におすすめされて読みました。出だしはいたって普通のファンタジーですが、調理シーンが始まると途端にグルメ漫画になるというギャップが面白かったです。モンスターの意外な食べ方に、作者の想像力の豊かさが出ていて感心してしまいました。それにしても、ドワーフのセンシがいなければ、このパーティは別の意味で全滅していたでしょうね! なんだかんだ打ち解けていくメンバーたちのほのぼの交流も見どころ。



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