「恋ダンス」で話題のドラマ原作
2015年、第39回講談社漫画賞・少女部門受賞し、2016年10月にドラマ化。
大学院を出ながらも就職難で派遣社員になった森山みくり(25歳)は、いわゆる派遣切りに遭い、無職の身となってしまう。見かねた父親が元部下で、独身の会社員・津崎平匡(36歳)へ頼み込み、家事代行として週1で働き始める。
気難しい性格で、あまり他人に構われることを好まない津崎だったが、みくりとは適度な距離感を保って良好な関係を築く。しかし、みくりが実家の事情から辞めることに。
現状を維持したい彼らが出した結論は、就職としての結婚――契約結婚だった!
ひとつ屋根の下、奇妙な2人の共同生活が始まる。
<みんなの感想>
◆ドラマはけっこう漫画を忠実に演出
新垣結衣さんと星野源さんが出演しているドラマが好きすぎて、全巻買いました!
情熱大陸やプロフェッショナル、徹子の部屋の妄想もしっかりあり、ドラマはけっこう漫画を忠実に演出したんだなと。
あとがきを読んで、「みくり」という名前は植物の「実栗」からとっているのを知る。かわゆい名前や。花言葉を調べてみると「恋の痛み」らしい。
ちなみに平匡は魚の「ヒラマサ」からとってるそうです。
◆ただの恋愛ものではない
個人的にはドラマ版よりも漫画版を支持します。
ただの恋愛ものではなく、雇用と結婚・恋愛の似ている点を置き換えることで面白い解釈がなされている点に着目。
やや小難しい話はあるものの、白いが色々ツッコミどころはあるのだが、「ムズキュン」ぶりが脳内で醸し出されて、とても面白い。
男女二人が契約結婚することで、いろんなことが起こるのは当たり前なのに、そんなワクワク感が止まらない第1話の作り方が上手いと思いました。
漫画のほうも、もうすぐ終わるのでどういう結末になるのか楽しみです。