第14話は、『頑張りすぎない方法』です。
頑張りすぎないとは、頑張らないとは違います。自分のためではなく、他人のために応援したり教えたりすることを意味します。
まさに、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という考えかたに近いと思います。
その結果、教えを請うた他人は恩義を感じて、教えてくれた人に対して支援・協力をしていくでしょう。
セミナーや講演会、私塾で講師を務めるしもやんは、なぜそれらの活動に懸命なのか。
以下、『気がつけば御縁長者 君は御縁の大富豪しもやんに会えたのか?』より引用抜粋
師匠
普通の人は、何か1つ目標達成すると調子に乗って、次はさらに上のレベルの目標を設定して孤軍奮闘で頑張ってしまう。
そうなると、いつまで経っても、一馬力や。
上を見るんじゃなくて、下を見るねん。
弟子
どういうことですか?
師匠
あんな、自分ができるようになったら、まだできないで困ってる後輩達や、下のほうでできなくて、あがいてる人たちにできる方法を教えてあげるねん。
つまり、下を見て下の人達を応援したり救ってあげるねん。
下のほうでできなくて困ってた人達ができるようになって成功していくと、将来その人達は必ず恩義を感じて教えてくれた人に感謝する。
かつて『すごくなかった人』が成功体験を積んで、どんどん『すごい人』に変わっていく。影響力のあるすごい人達になって応援してくれると百馬力や千馬力にもなってくる。
上を見て頑張ってるとずっと一馬力で孤軍奮闘で頑張らなくてはいけない。
下を見てたくさんの人を助けて応援してあげてると、百馬力や千馬力になって、大勢でお祭りのように賑やかで楽しい集まりができる。
つまり、お祭りの御神輿(おみこし)のように、下の人達が、「わっしょい、わっしょい」言いながら、下から押し上げてくれるようになるねん。
これが、『御神輿(おみこし)理論』や。
下の人達に明かりを当てて上に引き上げてあげるから、世間の人達は「シモテラスオオミカミ様」って呼ぶわけや。
たとえば俺の仕事の1つで、筆ペンで書く筆文字を教えてるんやけど、どんな人達に教えてるかというと、字が下手な人、自分の筆文字にコンプレックスを持っている人達や。
トータルで今まで1万人以上の人達に筆文字を教えてきたけど、もともと上手な人とか、すごい人達は、俺の講座には来ない。
下手くそ過ぎて落ち込んでいる人達がなんとかしてくださいと言いながら来てくれる。そんな人達に、筆文字がカッコよく書ける技術を教えて勇気を与えてあげるねん。
そんなコンプレックスを持った人達が他人から感動と感謝される筆文字が書けるようになったら、涙があふれるくらい嬉しいはずやねん。
そしたら、「俺にお礼や感謝しに来るんじゃなくて、かつてのあなたと同じように字のコンプレックスを持った人達、いわゆる『すごくない人』に教えてあげなさい」と言うてるんや。
自分ができるようになったら、つねにつねに下を見る。それだけで御神輿のように、自然と下から押し上げてもらえるようになるんや。
この世の中の『すごくない人』がどんどん『すごい人』に変わっていく。
こんな幸せな循環ができるのは、この御神輿理論しかないねん。
次回、最終回
『自分革命を起こす方法』
明日(6/13)公開予定。
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2018年5月31日発売。全国主要書店さんにてお買い求めください。
■著者プロフィール
下川浩二(しもやん)
1962年生まれ 兵庫県伊丹市出身。
大阪市立大学卒業後、大手証券会社で営業を10年、外資系生命保険会社で営業を10年経験。
その後、42歳で独立、しもやんランドを開業する。
現在、自ら考案した下川式成功手帳や対談CDの通信販売業のほか、コンサルティングをしながら
全国各地から依頼される講演、セミナーも好評で、週末は全国を飛び回っている。
DVD「非常識な成功手帳術」「どん底から一気に這い上がる方法」他、下川浩二のDVDがAmazonで好評発売中!
■著書紹介
<内容紹介>
カリスマ・セミナー講師が指南する
人生を楽しみ、稼ぐための方法!
今までの自分の壁や常識をぶち壊し、
新しい自分の才能で本領発揮し
人生を最大限に楽しむ方法を伝授!
【目次】
まえがき 人生は後半戦が面白い
序章 人生の後半戦で本領発揮する方法
第1話 才能のまゆげ理論
第2話 銭湯会議
第3話 無駄な抵抗はよせ理論
第4話 環境を変えると人格が変わる
第5話 メンバーチェンジの法則
第6話 脱藩のススメ
第7話 留学で人生の流れを変える
第8話 人の魅力は変身力
第9話 人生の上昇気流に乗る方法
第10話 真の友は晴れの日の友より雨の日の友
第11話 コンプレックスをネタに変える方法
第12話 人気者になる方法
第13話 年下の師匠を作れ
第14話 御神輿(おみこし)理論
第15話 TTP三段活用
あとがき
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