第7話は、『弟子と師匠の邂逅 2』です。
第7話は、弟子の回想録後編。弟子が参加している講演会に、見慣れた顔の”おっさん”が登壇し話しをしているではないか!
しかも、見慣れた顔のおっさんは弟子の職場の部下。そう、この”おっさん”こそ何を隠そう、しもやんなのです。
しもやんはどんなことを話して、会社の上司に影響を与えたのか? 今回はその内容を追っていきます。
以下、『気がつけば御縁長者 君は御縁の大富豪しもやんに会えたのか?』より引用抜粋
え、え、え、えええええええ!
なにもんや! あのおっさん。
ふだんの建築現場で、
「使えんおっさんやなあ」
と思ってたおっさんが、今、目の前の舞台で講演している。
しかも、ふだんの現場ではオドオドしてるのに、同じ人やと思えんくらい堂々としゃべっている。
今、そのおっさんの話を聞いている。
いちいち面白くてわかりやすくて、なぜか元気がわいてくる。
知らないうちに、このおっさんの講演に引き込まれていった。
『幸せの原点とは、所有することではなく体験すること。
あれほしい、これほしいよりも、あれしたい、これしたい』
舞台のプロジェクタースクリーンには、筆文字で書かれた名言が次々に写し出されていた。
このおっさん自身の体験談の話をしている。
マジ、すごない?。
5年前、俺、その話を聞いてな、てんつくマンが今からプロゴルファーを目指すなら、俺も何かゼロからプロを目指したいと思ったんや。
それで俺は、その時プロミュージシャンを目指すことを決めてん。
ほんでな、俺は、48歳の時からヤマハの大人のピアノ教室に通いだしたんや。
プロ=お金がもらえるレベル。
つまり、好きをスキルに変えるねん。
趣味を商売に変えるねん。
そのために単なる趣味ではなく、スキルアップや自分プロデュースにつなげるために大人の習い事を始めるんや。
ほんでな、究極の習い事が留学やねん。
てんつくマンは、ゴルフ本場の世界のアメリカにゴルフ留学することを決めたんや。
『留学』と聞くと、語学やワーキングホリデーといった若い世代のものと思われがちやけど、ちゃうで。
大人の体験型留学っちゅうのはな、語学だけではなく、料理やフラワーアレンジメント、ヨガやアロマなどを本場で学ぶ人がいるねん。
自分が何を求め、何をやりたいかが見えてきた時、『好きなことを極めたい』という好奇心と探究心が背中を押してくれんねん。
経験こそが、自分自身を輝かせる最高のエッセンスや。
次回、
『人生の上昇気流に乗る方法』
明日(6/1)公開予定。
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2018年5月31日発売。全国主要書店さんにてお買い求めください。
■著者プロフィール
下川浩二(しもやん)
1962年生まれ 兵庫県伊丹市出身。
大阪市立大学卒業後、大手証券会社で営業を10年、外資系生命保険会社で営業を10年経験。
その後、42歳で独立、しもやんランドを開業する。
現在、自ら考案した下川式成功手帳や対談CDの通信販売業のほか、コンサルティングをしながら
全国各地から依頼される講演、セミナーも好評で、週末は全国を飛び回っている。
DVD「非常識な成功手帳術」「どん底から一気に這い上がる方法」他、下川浩二のDVDがAmazonで好評発売中!
■著書紹介
<内容紹介>
カリスマ・セミナー講師が指南する
人生を楽しみ、稼ぐための方法!
今までの自分の壁や常識をぶち壊し、
新しい自分の才能で本領発揮し
人生を最大限に楽しむ方法を伝授!
【目次】
まえがき 人生は後半戦が面白い
序章 人生の後半戦で本領発揮する方法
第1話 才能のまゆげ理論
第2話 銭湯会議
第3話 無駄な抵抗はよせ理論
第4話 環境を変えると人格が変わる
第5話 メンバーチェンジの法則
第6話 脱藩のススメ
第7話 留学で人生の流れを変える
第8話 人の魅力は変身力
第9話 人生の上昇気流に乗る方法
第10話 真の友は晴れの日の友より雨の日の友
第11話 コンプレックスをネタに変える方法
第12話 人気者になる方法
第13話 年下の師匠を作れ
第14話 御神輿(おみこし)理論
第15話 TTP三段活用
あとがき