カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループの株式会社T-MEDIAホールディングス(TMH)は22日、同社が運営する電子書籍ストア「TSUTAYA.com eBOOKs」のサービスについて2014年10月31日(金)に販売を終了、2014年12月31日(水)をもって全てのサービスを終了する旨を発表した、
TSUTAYA.com eBOOKsサービス終了のお知らせ
http://tsutaya.com/ebooks/pc/
サービスは終了することになるのだが、既存のユーザーがこれまでに購入した作品などについては、株式会社BookLiveの運営する「BookLive!」にて、継続して閲覧が可能になるとのこと。ただし、一部引き継ぎができない作品もあるため、その作品に関しては、購入金額分を「1ポイント=1円」とし、Tポイントで返還するという対応を取るとのこと。
電子書籍業界全体としては売り上げ規模が年々拡大されているにも関わらず、今年に入ってすでに複数の電子書籍サービスが終了をしている現実がある。そのため、今後もこのようにサービスを終了する電子書店が相次いで出てくることは予想に難くない。
電子書籍に関してはAmazon kindleや楽天koboの様な大手の会社と、マンガボックスやcomicoなどのように、スマホに特化したサービスに、ユーザーがより集中するようになっていくのではないだろうか。